今日、用事があって郵便局に行ったところ、バンカーと思われる若いイギリス人が窓口の局員に、口調は丁寧ながら、声高に抗議していました。聞くとはなしに聞いていたところ、自分同様、封筒裏面に書いた、差出人である本人宛に封書が誤配されてきたことへの抗議。
バンカー:「急いでいたので、わざわざ窓口まで来て出したのに、差出人に送ってくるとはどういうこと?ありえないでしょう。間に合わないから、局の負担で速達で出し直してください。」
局員:「たまにこういう間違いが起こってしまうんです。速達だとXXポンドかかります。」
バンカー:「自分の言ったことを理解していないの?郵便局の間違いなんだから、コストは局持ちでなくては、フェアーじゃないでしょう。自分は頼んでいるのではなく、苦情を言っているんです。あなたでは無理なら、上司を呼んでください。解決するまで、ここを動く気はないから!」
のらりくらりとした、愚にもつかない言い訳に愛想を尽かし、「何を言っても無駄かー。」と途中で諦めてしまうイギリス人が圧倒的多数のなか、ここまで粘り強く抗議する人は珍しい。
たとえば、地下鉄で駅員に食い下がって抗議しているのは、ほとんどの場合、アメリカ人観光客です。
しかし、この郵便局で海外宛て郵便を出し始めてから、ほぼ5カ月。自分宛に誤配されてきたと抗議をしている人に2度も出くわしているので、かなり頻繁に起こっている郵便事故のようです。
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